そのだつくしのローカル劇場

岩手県雫石町在住のアタイのさもねえ日記

みんなありがとうございました

今日べあきちを火葬しました。うちはペットはたいてい土葬ですが、大きいのと、なんか私が犬(ペット)扱いできなかったのでした。

ぐったりしてたのと、食欲がないのと、下痢したのとで、病院に駆け込みましたが、とうとう帰ってきたのはもう抜け殻でした。

一週間、点滴で命を延ばしましたが、病気は治らないものでした。
血尿、吐血、がりがりに痩せた体。

でも病院にいってなかったら、もっと早かったと思います

自分の葛藤もありました。
治らない病気、犬。お金。人間と違うところはそこです。

ちょうど「貧乏暇なし」な時期で。マジで金も無かった。

でも、ただ救われたことはありました。

旦那が、「ありがとう、病院につれてってくれたおかげで、あいつに謝罪ができた。一緒にいる時間ができた。」

との一言でした



べあきちが急変し、夜中に病院に私ひとりかけつけ、そのまま泊まった夜。
ふたり?ですごした時間は貴重でした。

娘が生まれてから「息子からペット」になって数年、数年ぶりに親子になれました。
一方的な言葉かけでも、それに反応し、彼も甘えて、笑ってくれました。

その次の日も油断できない状態なので、旦那が泊まりで付き添いました。

旦那も男同士で数年ぶりに一緒に夜をすごしました。


そして昨日、症状も悪かったので、決断をしました、「帰ろう」と
一日中点滴、尿道に管・・・状態でしたので、車に乗せるのも危険でしたが、決めました。

午前中「夜お父さんとひよと迎えにくるから、点滴がんばって待ってろよ」と言い、病院をでました。


そのとき彼は、頭も上げずにただただ伏せ状態で、上目遣いに私を見てただけでした。

家では、帰ってきてもどこにも置けない状態でした。病気の家族もいるので・・・
せめて外でも寒くないように、小さいテントと布団、じゅうたん、小さいストーブを用意し、交代で診よう・・・と準備しました。
でも帰ってくる今夜だけは・・・私達の部屋で隔離しますのでお願いします。
と旦那が両親に言ってくれました。


このとき多分もう駄目だから・・・という予感を私ら夫婦はしていたようです
わあ~数年ぶりに一緒に寝よう!など思って私も普段サボっていた掃除をし、彼のスペースを作ってました。


夜、約束の時間から少し遅れました。先生も外出前で、改めて時間をずらし、夜中に旦那が迎えに行くことに変更になりました。

そのときはだれもが「まだ大丈夫だろう」と思っていました。


旦那が向かってる途中、病院から電話がきました。






彼は事切れてました




先生も旦那もいないちょっとの時間に一人で逝ったようです。


まにあいませんでした・・・どんな状態だったかは先生しかしりません

旦那も、駐車場で待ってました



でも、私は彼はタイミングをみはからって、逝ったような気がしてなりません。
寂しくて我慢できなくて、悲しいままだったのかもしれませんが、そう思いたくないのもありますが・・・


もし戻っても、体のあらゆるところから出血していた状態では、家族はもっと、特に娘はショックだったと思います。



先生はきれいにシャンプーをして、マッサージをして、寝ているような状態にしてくれ、旦那に渡しました。

家族に病人もいますし、帰ってきてそうなっても、シャンプーすらできなかったでしょう。



娘が寝ている部屋の隣の部屋に彼を寝せて、夫婦でささやかな御通夜をしました。

「お帰り」という言葉と涙しかでませんでした


たくさんの感謝と、後悔と沢山の謝罪をしました。

息子からペットになり、先に逝くとわかっていても「いて当たり前」の存在でした

以前マンガにも描きましたが


「当たり前」っていちばん卑怯な言葉

これは夫婦でも家族でも同じ・・・私は彼に教わったような気がします


朝娘が起きて「べあきち帰ってきた?」とパパに言いました

旦那は「ごめん、死んじゃった」と泣きながら娘に伝え、娘は何も言わずにしがみついて泣きました。娘は彼が入院してから、ちょっとパパとママをとられた・・・とヤキモチを焼いてましたが、弱っていく彼に
「お兄ちゃんだったけど、今度はひよがおねえちゃんになる」と言ってました。

ペットになってからは義父がいちばん散歩に言ってくれてました。
義父も泣きました。義母も泣きました。

みんなそれぞれの思いで泣きました。


みんな愛してたこと、彼はわかってくれてたかな・・・・


寝てるようだった彼の抜け殻も、時間がたつと亡骸になていくのが分かってきました。
・・・火葬は娘と行きました。私の両親が駆けつけてくれました。娘が生まれる前はよく泊まりにいってたので、両親もそれぞれの思いで泣きました。



よく「自分が犬だと思ってない」みたいなフレーズがありますが、私らのほうが、彼を犬と思ってなかったみたいです。


特に私は、息子でもあり、恋人でもありました。
遠野物語じゃないですが、旦那には悪いけど、彼にほれてもいました。


彼のお陰で「主婦のトモ」や「アキュート」が描けました。
たくさんのファンもいました。

死んだばっかりなので、ブログも正直躊躇しましたが、ここでくぎらないと
私も前に進めません


・・・火葬のときにきちんと「さよなら」と言いました

5歳の娘には酷でした。動いてたべあきちが、死んで、骨になって・・・・
骨になった彼には怖がってちかづきません

でも娘なりに「死」について学んだとも思います。



人間ではこうはいきません

ペットだって言葉が通じないぶん人間のエゴなのもありです



でも必ず動物は何かを教えてくれます


そのときに分かるか、あとで思い出して気づくのか・・・わかりません

まだまだ私もこの先気づくように意識していこうとおもいます




べあきちのネタはここまでです


「犬と私の~」のような映画、今の私は脚本かけるかも・・・・

そんな機会があるかないかはわからないけど、そうなったらこの封印をとこうと思います
べあきち | コメント:6 | トラックバック:0 |
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コメント

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2010-02-18 Thu 23:50 | | [ 編集 ]
べあきち君のご冥福をお祈りいたします・・・。

アキュートで雫石わんでーを読んで以来、そのださん&べあきち君のファンになりました。
自分も子供の頃、犬を飼っていた身なので、愛犬(家族)を失った時の悲しみは今でも忘れることができません・・・。
むしろ、まだ引きずっているくらいです・・・。

失ったものはとても大きいですが、どうか気を落とさずに
今、自分ができることを精一杯やってあげてください。
それがべあきち君に対する供養になると自分は思います・・・。
2010-02-02 Tue 22:23 | URL | 陽(ハル) [ 編集 ]
今日アキュートを見たばかりなのに…。
私もペットロスを起こした事があるだけに、特にひよちゃんが心配です。
どうか大事に見守ってあげて下さい。

一度でいいからべあちゃんを見てみたかったです。
やすらかにお眠り下さい。

合掌
2010-02-02 Tue 21:27 | URL | ごくなま [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010-02-02 Tue 19:26 | | [ 編集 ]
どうか、体調にお気を付けください。

体が精神状態に影響される「体現化」がおきるかもしれません。

そうなっては「彼」の心残りができてしまいます。

「彼」のためにも、どうか、お体ご自愛ください。
2010-02-02 Tue 18:47 | URL | 西国の元・岩手県民 [ 編集 ]
旦那と二人で読み…泣いてしまいました…(T_T)
気持ちが分かるだけに…。
うちの犬が最近亡くなった話はしましたが、その前にも実はあったので…。
なぜあんなに元気だったのに…急に…と言うことが…
言葉がわかればどれだけ良いか…



ほんとに辛いです
べあきちのファンと言うより、家族のような気持ちでした。

早く元気になって下さい
2010-02-02 Tue 17:50 | URL | コンビニおばさん [ 編集 ]

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